くまもと・七滝(ななたき)の農園より

熊本県御船町七滝
熊本県御船町七滝

 

七滝の田んぼの一年…         

6月に田植えをして、9月には 

一面に彼岸花が咲きます。

そして10月の稲刈りが     

終わるまで…

★農園のオーナー:緒方 健・恒子

 二人のプロフィールこちらから…

profile of Ken & Tsuneko↑

        

KT Organic Farmの畑カフェ  outdoor cafe

畑の真ん中でテーブル&イスを広げて、ダッチオーブンで料理、採れたて野菜を料理!!

畑カフェをしています。

2,3日前までに予約をして頂いています。

ただし、雨のときはキャンセルになってしまうのが、この「畑カフェ」

天候に左右されてしまうのも、自然と共に生活する・・・というわけで、ご理解ください!

受付、お問い合わせはこちらからどうぞ!

畑カフェの詳細を見るには、こちらをクリック→

                 about outdoor cafe (click)→


農園のいろんな体験・活動

モバイルハウスづくり 

****mobile home****

 4つの車輪付き、二人で移動できるモバイルハウス製作。東日本大震災後、地震が来ても被害が小さい、移動可能で解体が簡単、などを理由に東京を中心に多くのモバイルハウスが作られました。普段、農作業に来る若者たちが3カ月で完成させました。

お昼ごはんは、採れたて野菜のランチ!!

詳しくはこちらから  ←(click) mobile home process 

 

 

そうめん流しキット製作*Flow noodle*

もうそうだけで作るそうめん流し台+そうめんの器

そうめん、フルーツ、イカそうめん、いろんなものを流してみました。

 

*詳しくはこちらから←more details

 

しめ縄・門松製作*sacred rope&bamboo pine


流木アート・木工セミプロのしんちゃんによるしめ縄・門松づくり

なんと次のお正月に向けて、オリジナル門松&しめ縄の注文が何件も!!

*ギャラリーはこちらから←gallery

竹の灯篭づくり*bamboo lantern*

竹細工がだんだん高度化して、2016年夏は竹の灯篭にチャレンジのしんくん!

韓国から来たミンくんも手伝ってくれたそう…

小林さん(お隣のおじいさん)所有の孟宗竹が、かなり活躍、利用されています。

今はほとんど竹が利用されることなく、竹林はどんどん雑木林を侵食します。

それを防ぐためにも、竹を利用した竹細工などに変身させてあげることが大事です。

山の手入れ管理のためにも、彼らが作る竹製品が役立っています。

いつか竹細工づくりクラスが始められるといいです!

ケイティ オーガニック ファーム*about us--KT farm

 

 私たちが住んでいるのは、熊本県の東部、市街地から約30分のところに位置する御船町七滝という地域です。七滝という地名は、近くに七段の滝があることから名付けられています。

 となりの山を越えれば、すぐ阿蘇山があります。私たちの田畑は標高300メートルのところにあり、寒暖の差が激しく、身のひきしまった作物が育ちます。日本の名水百選のひとつでもある吉無田(よしむた)高原の湧水の恵みを受けています。

ここ七滝で父の代から40年間、無農薬・無化学肥料・土壌消毒を行わず、お米と野菜を育ててきました。 

 

野菜と米づくりの基礎…土づくり…

 

  まずいちばん手間ひまをかけるのが土づくりです。同じ地域に住み、養豚を営む仲間がいます。そこの豚はエサに発酵飼料を与えます。そのブタの尿にバクテリアを加えて、3カ月間発酵させて出来たBMW尿処理水(バクテリア・ミネラルウォーター=生物活性水)を畑と田んぼに使用しています。

 そこのブタたちは、抗生物質や配合飼料を一切使わず、遺伝子組み換えでないトウモロコシ、押し麦、魚粉などに納豆菌乳酸菌を入れて発酵させた自家配合飼料を食べて育ちます。

 そのためブタたちの胃腸は健康で強くなり、排泄物には良質の菌が多く含まれています。そのブタたちのフンと尿をそれぞれ別の工程で処理します。

 フンに稲のもみがらを加えて 1年かけて発酵、完熟させます。尿はバクテリアミネラルを添加して空気を送ってやり、バクテリア・ミネラルウォーター(生物活性水)が出来上がります。その液体を田畑に2カ月に一回散布します。 

 また、除草剤の代わりに、たっぷりの稲わらと麦わらを土にかぶせます。そうすることで草が生えない、そして時間がたてば土中の微生物が働いてくれて、自然と土に戻ります。植物の一番の肥料は、植物の朽ちた死骸だといいます。

追肥として、自家製の米ぬかと鶏糞、そしてたっぷりの炭と土着菌を多く含んだ山の土を混ぜ、一年かけて発酵させたボカシを一年に一回、7月に畑に撒きます。 

 

ニンジンの成長日記
ニンジンの成長日記

     二ンジン日記 carrot diary 

 8月にニンジンの種をまいて、1週間で

 発芽します。9月に草取りと間引きを

 します。

 間引いたニンジンの一部はニンジン葉

 として野菜セットに入れます。

 10月に、本格的な二ンジンの収穫を

 行います。

 大きすぎたり、形の良くないものは

 ニンジンジュースとして販売しています。

 有機ニンジンジュースは大人気です! 

  *有機ニンジン販売こちらから

  (1キロ→220円)

 

貴重な有機ショウガ栽培*organic ginger*

 

 5月上旬には、ショウガを植えます。前の年に収穫したショウガの一部を親ショウガとして定植し、その周りには除草対策として、麦わらわらをかぶせます。それでもワラの間から草が生えてくるので、6月~8月にかけて、最低3回は草取りをします。そして、10月下旬から11月上旬にかけて収穫します。

 ショウガは寒さに弱い作物なので、特別な温度管理が必要です。11月から翌年の5月までは、13℃~15℃の保存庫で管理します。

 有機・無農薬のショウガをつくる農家は、とても少ないのです。ショウガは病気にかかりやすく、一度病気が入るとショウガ畑全体に広がってしまうというリスクが高いため、他の野菜より多めの土壌消毒農薬を使用するのが一般的です。

 しかし、畑の土が強く健康的であれば、土中にはたくさんの微生物が存在し、病気にも強く、ミネラル栄養素豊富に含んだショウガが育ちます。

2012年---写真で見る、ショウガの6ヶ月間、成長日記こちらから… 

有機ショウガのご注文は、こちらから

私たちの目指す農園*goal*

 

たくさんの微生物が息づく、健康で強い土で育った旬の野菜をみなさんに食べてほしいと願い、ゆっくりと丁寧に米と野菜を育てています。

 そんな田畑には、タニシカエルトンボカマキリミミズモグラ…など、たくさんの生き物が住んでいます。

 生命力あふれる田畑で育った作物は、元気で風味も高く、味付けをあまりしなくても野菜そのものの素朴な味を味わうことができます。

 日本の多くの田畑が、虫や植物、動物、野菜、人間が共生・共存する場所であってほしいと願っています。