♦私(緒方恒子)が独身時代、幼稚園やムーミンクラブ(障がい児学童保育クラブ)で担当
していた「色いろ芸術遊び」…絵の具や石ころ、新聞紙、土、自然の中のものをいろ
いろ使って芸術活動をしていました。
そのときの作品たちです。
障子紙をお魚の形に手で破きました。ペット
ボトルの中に、水彩絵の具と水を溶かして
黄色、赤、青の三色の色水をつくり、みんな
に集めてもらっていた空のお魚の形をした
しょう油入れに、色水を吸わせます。
その三色の色水を、髪の上からポタポタ落とし
ます。すると黄色と青の色水が混ざったところ
は緑ができる瞬間を見ることができます。
子どもたちは、色と色が出合い混ざりあって、
新たな色が生まれる体験をキラキラ★した目で
見ていました。
熊本県を流れている白川の河原で、石ころ
を拾っていろんな絵を描きました。
子どもたちは、ハートの形の石を見つけ
たりウサギとか車を描いていました。
ちょうど、重さもあるので紙が飛ばない
ように’重石’に使うことにしました!
石の全面に絵を描けるので、紙に書くのと
違って楽しかったです!
★イモ掘りした後にみんなが掘ったおイモたちを合体!!★
幼稚園・年中さん20人が、イモ掘りをしました。まだ記憶が鮮やかなうちに、みんなが掘ったイモを新聞紙に描いてもらいました。一人1個でも10個でも好きなだけ。
色とりどりのおイモたち…。そのおイモを描いた新聞紙を手で破ります。
4畳くらいの広さにつなげた新聞紙の「畑」に、みんなのおイモを貼っていきます。
そして、子どもたちが「イモさんたち、つながってたよね~!」…という意見のもと、「根っこでつながってるんだよ!」と教えてあげて、根っこでおイモさんたちをつなげていきました。
次には「葉っぱがあったよ!」というレポートにより、根っこの上には茎と葉っぱを描きました。「土の中に幼虫がいた」ということで、色紙をちぎって虫を作成!
イモの合間には よく見ると、虫さんたちがいますよ(^-^)
最後に、この新聞紙のイモ畑を見つめながら一人の子が
みんなつながってるね… ぼくたちみたい…
子どもたちの感性は、すばらしいです。教えられることがいっぱい!
畑での野菜との交流、お友達と一緒に楽しく体験→そして、その体験をみんなで絵と色で表現する→土、太陽、人、食べ物、植物、虫…自然のつながりを、ごく自然に体と心で実感する。
そのような「感性磨きの旅」をしてほしいです。
これから KT Organic Farm にて、このような体験をしてもらえますように…